熊本県八代郡氷川町にある老舗和菓子店「白玉屋新三郎(しらたまや しんざぶろう)」。
創業はなんと江戸時代。白玉粉づくりを中心に380年続く名店です。
今回はお店紹介に加え、実際に冷凍白玉を購入してお家で食べた感想をご紹介します。
氷川町の風情とともに。レトロな建物が目印の人気店
白玉屋新三郎 氷川本店があるのは、八代市役所から車で約30分ほどの氷川町。
国道3号線から少し入った場所にあり、広々とした駐車場も完備されています。
到着してまず驚くのは、この圧倒的な佇まい。
木造建築の風格ある外観は、まるで時間が止まったかのような静かな存在感があります。
「老舗の特別感」がひしひしと伝わり、初めて訪れてもどこか懐かしい気持ちに。
ドライブ途中に寄るだけでも気持ちが和むような空間です。
それでは、さっそく店内へ。
白玉粉や和菓子がずらっと並ぶ店内。甘味処・定食のイートインも可能
扉を開けると、外観の趣をそのまま受け継いだ「落ち着いた和の空間」が広がります。
昔ながらの和菓子屋さんのような温かい雰囲気で、棚には白玉粉や和菓子、ギフト向けの商品がびっしり。
冷凍商品も種類が豊富で、お土産選びが楽しくなるラインナップです。
また、販売スペースの奥にはイートインスペースがあり、白玉スイーツやお食事をゆったり楽しめます。
甘味だけでなく定食の提供もあるため、地元の方はもちろん、観光で立ち寄る人にも人気のスポットです。
そして夏に訪れるなら外せないのが、名物のかき氷「南風(みなみかぜ)」。
黒蜜がたっぷりとかかり、白玉・あんこ・わらび餅が添えられた豪華なかき氷は、ボリューム満点。
一杯で和スイーツをフルコースのように楽しめる贅沢な一品です。
メニューは↓からご覧ください。
冷やしても柔らかい「やわみ白玉」が美味しい
今回は店内ではなく、気になっていた冷凍商品の「やわみ白玉(きな粉)」 を購入してみました。
やわみ白玉は、冷蔵ができる白玉団子というコンセプトで開発されたそうで、冷たくしても柔らかいまま楽しめるため、夏のあんみつにもぴったりだそうです。
袋を開けると、つやつやと光る白玉が5個。見た目からすでに美味しそうで、期待が高まります。
解凍方法は、冷蔵(10℃以下)で2〜4時間程度柔らかくするか、常温解凍ではさらに早く1〜2時間ほどで柔らかくなります。
ボイルは不可で、電子レンジでの解凍や再冷凍は風味が損なわれるので注意。
付属のきな粉をかけると、香ばしい香りがふわっと広がって食欲をそそります。
きな粉がたっぷりで嬉しい
そして、ひと口食べた瞬間びっくり。
「え、これ冷凍してた白玉だよね…?」と思うほどの柔らかさともちもち感。
・噛んだ瞬間ふわっと歯が入る
・白玉の中心までしっとり
・口の中で自然に溶けていくような軽さ
冷凍白玉とは思えないクオリティで、正直びっくり。
まさにお店で食べる白玉そのままの食感で、冷凍とは思えないクオリティです。
白玉自体にほんのり甘さがあり、きな粉の素朴な香ばしさとの相性も抜群。
甘すぎないので、軽いおやつとしてもぴったりです。
白玉好きの方はもちろん、「家でも手軽に美味しい和スイーツを楽しみたい」という人にもおすすめです。
氷川町へ行かれた際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
白玉屋新三郎 基本情報
| 営業時間:9時00分~18時00分 甘味:10時00分〜16時30分 食事:11時00分〜15時00分 |
| 定休日:お正月三が日のみ |
| 駐車場:有 |
| 電話:0964-43-0031 |
| 住所:熊本県八代郡氷川町吉本72(Googleマップ) |
| 白玉屋新三郎公式サイト |
※記事内容は取材時点のものです。変更となっている場合がございます。





