八代から河童が消えた
この河童像をおそらく八代市民の方なら知らない人はいないのではないでしょうか!
この河童像は『中華料理 太楼(タロー)』が麦島町にあったころからお店の前にありました。国道3号線沿いなので八代市外の方でも見覚えがある方も多いかもしれませんね!
※太楼(タロー)は2016年3月に本町商店街に移転
私は幼い頃、太楼(タロー)にご飯を食べに行く度に河童像に興味津々でした♪
大人になっても車で通る度に何となく見ていました。八代市外の友人に見せると「河童だー!」とみんな写真を撮っていましたね♪
そんなある日、
少し前になるのですが、河童像の前を通ったら
あれ?
河童がいない!!
と思わず口に出てしまいました♪場所を間違えたかと思い何度か確認もしました(笑)
詳しいことは分かりませんが、おそらく太楼(タロー)が本町商店街に移転後も河童像はありましたが、最近建物が解体され更地となった時に河童像も一緒に撤収されたのかなと思います。
手には鮎と晩白柚(ばんぺいゆ)と”八代の特産品”を持つ姿はまさに『八代の河童』でした。
大丈夫!他にも河童はいる
これで八代から河童像がいなくなったわけではありません♪八代市本町にも河童像はあります!
この河童像は大きくてインパクトもあって可愛らしい顔をしているので個人的には一番オススメの河童像です。本町アーケードから徒歩で行ける距離にあるので八代観光の際は訪れてほしい写真スポットです♪
住所:熊本県八代市本町3丁目-7-17
アクセス
この河童像の周辺にはこんな河童像もいます。
なんだか少し怖いですね(笑)
河童渡来の地・八代
このすぐそばにある前川橋のたもとには「河童渡来之碑」があります。碑文によると、中国からやってきた9000匹の河童が八代に上陸したとされています。
“9000匹の河童”ってびっくりですね(笑)
その9000匹の河童は球磨川に住むようになり、頭領は九千坊(くせんぼう)と呼ばれる河童で八代の河童を束ねていました。「河童九千坊音頭」という歌もあります。
一、ハア かっぱかっぱの九千坊は
天草灘をひとめぐり
徳渕の津にたどり着きゃ
珍客まったりと大騒ぎ
ほんに八代よいところ
よいところソレ
6番まであります。
ここに河童がいたのですかね♪
“河童渡来の地・八代”では、河童にまつわる情報が現在でも多く言い伝えられています。また様々なところでキャラクターとしても使われていますね♪
是非、「河童の歴史巡り」をしに八代に遊びに来て下さい!
※記事内容は取材時点のものです。変更となっている場合がございます。