目次
八代の「遥拝(ようはい)神社」は美しい桜が咲き誇り、近くに球磨川も流れる絶景神社!
今回は熊本県八代市豊原上町にある「遥拝神社(ようはいじんじゃ)」に行ってきました。
まず、八代の方ならスラっと読めると思いますが、市外の方には難しいとよく言われる豊原上町の豊原は”ぶいわら”と読みます。
八代の有名な難読地名ですね
豊原上町にある遥拝神社は、創建が天平宝字二年(758)と歴史ある神社で「遥拝さん」と呼ばれ、地元の方に親しまれている神社です。
また、正式名称は「豊葦原神社(とよあしはらじんじゃ)」になります。
遥拝神社に到着すると、まず「第一の鳥居」があります。
横には広々とした駐車場もあります
鳥居をくぐり、参道を歩いていると、
こんな看板がありました。
なるほど!
高田みかんは小さなみかんということしか知らなかったのですがこういう歴史があったんですね
高田みかんも植えられていましたので見ることができますよ
小さくて可愛いみかんです。
階段の先に「第二の鳥居」が見えてきました。
階段を上り、第二の鳥居の先に「拝殿・本殿」があります。
立派な木に圧倒されます
また、稲荷神社や
高田みかんもありました。
遥拝神社ではここにおみくじを結ぶようですね
遥拝神社はお花見にもおすすめ!春は桜、球磨川の景色も最高!
遥拝神社は小高いところにあるのできれいな球磨川を眺めることもできますよ
近くには昨年8月にオープンしたアウトドアスポット「遙拝八の字広場」があります。
また、春にはきれいな桜が咲き誇る八代の人気花見スポットの一つでもあります。
白ナマズがお祀りしてある【後利益】
なまず信仰
ナマズは日本全域に分布しており、古くから日本人に馴染みの深い魚です。
ナマズといえば「地下の大ナマズが暴れて大地震が起こる」というように地震と関連付けられた伝承が有名ですが、九州においては古くからナマズを神の使いとして信仰する「なまず信仰」が存在します。神武天皇の孫神にあたられる健磐龍命は阿蘇にカルデラ湖があった時代、外輪山を蹴破って水を抜き田畑を造られたという伝説があります。その際、湖の主である大ナマズが水をせき止めたため、健磐龍命によって退治されました。(阿蘇伝説)
現在大ナマズの霊は、当社を含め県内各地で祀られております。また、北部九州には白ナマズと美肌、皮膚病治癒に関する伝説が残っています。
海神の娘・豊玉姫は傷ついた大ナマズを不憫に思い温泉をかけてあげました。すると、大ナマズは見違えるように美しい肌の白ナマズになり、喜んだ白ナマズは豊玉姫の使いになりました。 その後、皮膚病がはやった際にそのナマズが人々を治癒したとのことです。(佐賀県嬉野の豊玉姫神社)
当社でも白ナマズをお祀りしており、皮膚病の治癒にご利益があります。
遥拝神社HP引用
遙拝神社は御朱印も人気ですよ
是非行かれてみては!
遙拝(ようはい)神社 基本情報
駐車場:有 |
電話:0965-39-9123 |
住所:熊本県八代市豊原上町3011 ※八代駅から車で約8分 (アクセス[地図]はこちら) |
・遥拝神社公式サイト |
※記事内容は取材時点のものです。変更となっている場合がございます。